秋田角館西宮家の「黒豆ソフトクリン」




(幕末・維新の町を行く「番外編1」−2002年夏・東北旅行グルメ話!−)
<ラインアップ>
(東北旅行のグルメ話@−会津そば−)
(東北旅行のグルメ話A−ずんだシェイク−)
(東北旅行のグルメ話B−盛岡冷麺とじゃじゃ麺−)
(東北旅行のグルメ話C−角館西宮家:コーヒーと黒豆ソフトクリン−)
(東北旅行のグルメ話D−米沢中華そばと米沢牛のすき焼き−)


(序文 −東北旅行のはじまり−)
 2002年7月31日から8月3日にかけて、私は東北をぐるっと一周する旅に出かけました。
 私の旅はいつも長距離夜行バスを利用する場合が多いのですが、この東北一周の旅も、大阪から福島行きの長距離夜行バス「ギャラクシー号」に乗り込み、一路東北を目指しました。

 私の東北旅行のルートは、次のような行程です。

(大阪)→ 福島県郡山市 → 福島県会津若松市 → 宮城県仙台市 → 岩手県水沢市 → 岩手県盛岡市 → 秋田県仙北郡角館町 → 山形県山形市 → 山形県米沢市 →(大阪)

 もちろん、行きも帰りも夜行バス(笑)。帰りは、山形市から大阪に向けて運行されている長距離夜行バス「アルカディア号」で大阪に戻ってきました。
 ただ……、この東北旅行の出発前日、私は風邪でノドの扁桃腺が異常に腫れてしまい、実は出発前に点滴を打って旅に出たくらい体調が優れませんでした(>_<)
 しかしながら、史跡巡りを前にした奇跡の回復力で(笑)、東北に着いた頃から体調も徐々に回復し、この東北一周の旅は、私にとっては忘れ得ぬ素晴らしいものとなりました。
 今回の「幕末・維新の町を行く」の「番外編1」では、この東北旅行の中で味わった、たくさんの名物・郷土料理をご紹介したいと思います。


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(東北旅行のグルメ話@ −会津そば−)
 大阪を出発し、福島県の郡山駅前に到着した私は、そこからまたもやバスを使って会津若松市へと向かったのですが、実は会津では名物らしいものを余り食べていません(汗)。序文にも書きましたが、出発前に発熱し点滴を打っていた状態だったので、会津での滞在中は体調がまだ完全ではなく、旅の初日だけ(←「だけ」が重要・笑)は食欲が余りありませんでした……。
 しかし、会津の名物である『会津そば』だけは、しっかり食べてきました!

 会津地方はそばの栽培に適した気候のようで、会津若松市内には、そば屋がたくさんあります。蕎麦は昔から米に代わる主食として食べられていたそうですね。会津に来たら「そば」を食べろ! とばかりに、今回の旅の初日(7月31日)のお昼に、早速最初の目的である『会津そば』を食べてきました。
 私がそばを食べたのは、福島県立博物館のすぐ側にある『かみしろや』というお店です。この『かみしろや』さんは、ガイドブックにも載っている有名なお店で、私は出発前から既にチェックしていました。何しろ博物館の隣りにあるという立地条件が気に入っていたので(笑)。
 私はかみしろやさんで、『鴨ざるそば』を注文したのですが、これが美味しいの一言!!!
 そばは普通のざるに盛られている「ざるそば」なのですが、それに添えられているのが、小さなどんぶりの中に入れられた鴨とネギが入った温かい濃いめのダシです。つまり、冷たいおそばを温かいダシにつけて頂くというわけです。
 これがほんとうに美味しいの一言!
 鴨の旨味が凝縮されたダシと会津そばの風味、この二つが混ぜん一体となって口の中に運ばれた時の喜びといったら、もう〜まさに相性が抜群でした(^^)
 そばを食べ終わった後は、蕎麦湯で鴨のダシを薄めて、一気に飲み干す!
 まさに至福の時ですね(^^)
 会津に行かれたら、是非『会津そば』を堪能してみてはいかがでしょうか。まさに納得の味であることは食べて頂ければ分かると思います(^^)


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(東北旅行のグルメ話A −ずんだシェイク−)
 @では会津のグルメ話を書きましたが、今回は仙台のグルメ話です。
 今回の東北一周の旅では、会津若松市に一泊した後、一路岩手県の水沢市へと向かいました。
 しかしながら、会津から岩手への電車の便は非常に悪いため、今回の旅では会津から仙台までバスで行き、そこからまた水沢行きのバスに乗り換えるという強行手段に出ました。
 会津から仙台までは、バスで2時間20分。(会津を午前6時40分発、仙台に午前9時00分着)
仙台から水沢までが、バスで1時間55分。(仙台を午前10時05分発、水沢に正午12時00分着)
 しめて、バスで4時間15分の大移動です!
 バスが苦手の方にとっては、かなり苦しい旅かもしれませんが、私はへっちゃらでした(笑)。

 さて、会津から仙台に到着した際、水沢行きのバスの出発時刻まで約1時間ほどの空き時間がありました。
 私が仙台に着いたのは2002年8月1日。ちょうど8月6日から行なわれる有名な仙台の「七夕祭り」の飾り付けが、既に駅の構内にも飾りつけられていて、色鮮やかでほんとうに素晴らしかったです。
 私が仙台を訪れたのはこの時で三回目だったのですが、この1時間の空き時間で何をしようかと考えた結果……、まずはファーストフードのお店で朝ご飯を食べることにしました。(←会津発が朝早かったので、朝から何も食べてなかったんですよね・笑)
 しかし、わざわざ仙台に来て何も名物を食べないのは非常に悔しいので、残りの時間で食べようと、いや飲もうと思ったのが(笑)、『ずんだシェイク』です!

 仙台名物の『ずんだ餅』はご存知でしょうか?
 「ずんだ」とは、いわゆる枝豆のことを言って、そのずんだを茹でてすりつぶしたものに砂糖などを加えて餡状にし、それをやわらかいお餅の上にかけて食べるのが、仙台の代表的な食べ物である『ずんだ餅』なのです。
 ずんだ餅は、見た目はエメラルドグリーンのように色鮮やかで少し抵抗があるかもしれませんが、味は保証できる、ほんとうに美味しい食べ物です。
 そして、この「ずんだ」を牛乳などでシェイクし、飲み物にしたのが『ずんだシェイク』です!
 実は、2001年12月に仙台に来た時も、この『ずんだシェイク』を飲みたいと思っていたのですが、結局、時間が無くて飲むことが出来ませんでした。なので、今年こそは! という意味で、仙台駅の西口一階にある『ずんだ茶寮』で買って飲んでみたのですが、これがほんとうに美味しい!!!
 ずんだのツブツブ感が微妙に残っていて、甘くて、そして後味もなめらか……。甘いものが好きな方にはオススメのドリンクですね!
 仙台に行かれた際には、是非『ずんだ餅』と『ずんだシェイク』をセットで注文してみてはいかがでしょうか(^0^)


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(東北旅行のグルメ話B −盛岡冷麺とじゃじゃ麺−)
 Aでは、仙台で過ごした1時間という短い滞在の間に味わったグルメを紹介しましたが、今回は仙台から一気に北上、岩手県盛岡市の名物を二つご紹介したいと思います。

 仙台からバスに乗って岩手県の水沢市を訪れた後、そこからJRに乗り換えて、私は一路盛岡を目指しました。水沢から盛岡までは、普通電車で約1時間10分程度かかります。つまり、旅二日目の朝に出発した会津若松から盛岡まで、約5時間30分かかっている計算になるのですから、我ながらスゴイ移動時間です(笑)。
 さて、こうして盛岡に着いたのはいいのですが、時刻はもう午後3時30分をまわっていました。そのため、急いで史跡巡りへと出発することになったのですが、このように二日目は時間との戦いとなっていたため、お昼ご飯を食べることが出来ないでいたのです。
 今から考えてみれば、朝、仙台のファーストフード店で食べた「ピザドック」と「アイスコーヒー」、そして「ずんだシェイク」しか食べていませんでした。(←今から考えると、恐ろしい組み合わせですね・笑)なので、盛岡の夜は豪華にいかなくちゃ! と思って食べに行ったのが『盛岡冷麺』です。

 冷麺と聞くと、あの黄色い麺に錦糸玉子とキュウリやハムの細切りがのせられた、上からタレがかけられている、一般にいう冷麺を想像される方が多いとは思いますが、『盛岡冷麺』は、そんな普通の冷麺とは根本的に違います。盛岡の冷麺は、本場朝鮮の平嬢冷麺を日本人向けにアレンジしたものなのです。
 片栗粉(でん粉)と小麦粉を使用した透明な麺に、牛のテールやスネ肉、鶏ガラなどをじっくり煮込んでダシをとったスープを冷やしたものを、その麺の上に並々と注ぎ、具にはキムチ、ゆで卵、肉、キュウリ、フルーツ(ナシやスイカやりんご等)をトッピングしたものが盛岡冷麺です。
 これがほんとうに美味しいです!!!
 麺はシコシコと弾力があってコシが強く、冷たいスープはダシがよくきいていて、具とのマッチングが非常に素晴らしいです。
 盛岡に行かれた際には、『盛岡冷麺』をご賞味してみてはいかがでしょうか?
 大阪弁で言うと、「ほんまにウマイ」です!(笑)


 さて、東北旅行二日目は盛岡冷麺をたらふく食べて良い気分で寝た私は、翌日のお昼ご飯として、盛岡のもう一つの名物『じゃじゃ麺』を食べにいきました!(←私はかなりの麺好きなのです・笑)
 『じゃじゃ麺』は、余りご存知のない方が多いかもしれませんね。じゃじゃ麺の「じゃじゃ」とは、炒めるという意味の「炒(じゃ)」と味噌を意味する「醤(じゃん)」の二つの言葉が合わさって出来た言葉です。じゃじゃ麺は、茹でたての真っ白な平打ちの麺の上に、キュウリやネギをトッピングし、その上に特製の味噌ダレがのせられている食べ物なのです。
 じゃじゃ麺の食べ方は、いたって簡単!
 麺と具と味噌ダレをぐちゃぐちゃによくかき混ぜて、一気にズルズルと食べます。
 これがほんとうに美味しい!(←このセリフばっかりですね・笑)
 様々なエキスがブレンドされた味噌ダレと爽やかな口当たりのキュウリ、そして平打ちの麺との相性が抜群なのです。ほんと一気に食べられるほど美味しいですよ〜(^^)
 さらにです!!
 このじゃじゃ麺は、麺を全て食べ終わったとしても、最後にもう一つの楽しみが残っています。
 それは、『ちーたんたん(鶏卵湯)』と呼ばれるものです。
 じゃじゃ麺の麺を食べ終わったら、皿の中に生卵を割って入れて、食べ残った味噌ダレとよくかき混ぜます。そこにお店の人が、麺のゆで汁を元に、ふわふわの溶きたまごのスープを作ってくれるのです。
 これが『じゃじゃ麺』を食べ終わった後のもう一つのお楽しみ『ちーたんたん』と呼ばれるスープです。
 『ちーたんたん』が、味噌ダレの口の中に残るこってり感を爽やかにしてくれて、ほんと美味しいんですよね〜。
 盛岡の名物『じゃじゃ麺』と『ちーたんたん』、盛岡に行かれた際には是非ご賞味して頂きたい名物料理です。


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(東北旅行のグルメ話C −角館西宮家:コーヒーと黒豆ソフトクリン−)
 私の東北一周旅行はまだまだ続きます。
 盛岡の後は一路西へと向かい、秋田県仙北郡角館町を目指しました。盛岡から角館までは、秋田新幹線「こまち」を利用して約45分で行くことが出来ます。
 実はこの「こまち」に乗るまでの間に一騒動あったのですが(笑)、そのことは「(管理人奮闘日記)走れ!吉之助」に書いていますので、あわせて読んで頂けると意味がよく分かると思います(^^)

 さて、角館は「東北の小京都」と呼ばれているほど、古風漂う雰囲気の良い城下町です。
 角館では、現在六つの武家屋敷が一般公開されており、当時の武士達の生活の一端に触れることが出来ます。角館を散策していると、何だかタイムスリップしたような感じを覚えて、なかなか楽しいですね。
 と、ここではそんな歴史話よりも、グルメのお話を(笑)。
 折角秋田に来たのだから、麺党の私としては「稲庭うどん!」といきたかったのですが、少し麺類が続いていましたし、角館に着く前に100m競争なみの運動をしていたので(←詳しくは「走れ!吉之助」で!笑)、泣く泣く稲庭うどんは諦めました……。その代わりに、少しお茶でも飲んで休憩しようと思い向かったのが、角館の「西宮家」という武家屋敷です。

 「西宮家」は、明治中期に建てられた母屋の座敷を開放して、食事やジュース、かき氷などのデザートを味わうことが出来るようになっています。お庭も綺麗ですし、座敷も風情がある造りで、これがほんとうに雰囲気の良いお座敷なんですよ〜。
 さて、座敷に上がった私は、ここでまず『ホットコーヒー』を注文しました。出てきたコーヒーの器を見て、まずは感動!
 コーヒーを入れた器は、普通のコーヒーカップではなく、抹茶を入れるようなお茶碗だったのです。小さなお盆の上に乗せられていたのは、お茶碗に入ったコーヒー、そして小さなお茶菓子が二つでした。
 これが何とも風情のある感じで良かったですね。広い座敷に座って飲む和風コーヒー(←勝手に名付けました・笑)の味は、また格別のものがありました。

 美味しいコーヒーを飲んでいる内に、何だか甘い物が欲しくなってきたので、座敷に入った時から気になっていたメニューを注文しました。
 それが『黒豆ソフトクリン』です!
 これが食べると、めちゃめちゃ美味しい!!!!!(←少々興奮気味・笑)
 コーンフレークをしきつめたガラスのお皿に、たっぷりのソフトクリームがかけられいて、その上に甘〜く時間をかけて煮詰めた柔らかい黒豆がたっぷりとトッピングされているのです。
 この甘い黒豆とソフトクリームとの相性が抜群!!!
 甘いわ、美味いわ、座敷の雰囲気は良いわで、「西宮家」は最高の休息場所です。
 秋田の角館でお茶を飲むなら、皆さん、迷わず「西宮家」へ!
 『黒豆ソフトクリン』、最高のお味ですよ〜(^^)


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(東北旅行のグルメ話D −米沢中華そばと米沢牛のすき焼き−)
 いよいよ東北の旅のグルメ話も佳境に入ってきました。
 最終回は、この旅で最後に訪れた山形県米沢市のグルメ話です。
 角館から次に目指したのは、と言うより、もうこの時点で既に日が暮れかかっていたので、予約した山形市内のホテルへと移動を開始しました。この秋田から山形への移動がほんとうに大変でした〜。ここでどれだけ大変であったか、私の大移動について、少し書いてみたいと思います。

 まず、角館を出たのが、夕方の午後6時9分発の大曲駅行きの普通電車でした。大曲に着いたのは午後6時32分です。そして、この大曲で午後6時43分発の「こまくさ6号」という快速電車に乗り換えました。この「こまくさ6号」で一路新庄に向かうことに。新庄に着いたのが午後8時過ぎのことです。そしてここから山形新幹線「つばさ」に乗り換えて、山形に着いたのが午後9時30分少し前。
 つまり、秋田から山形まで移動だけで3時間30分もかかったというわけです。
 秋田から山形に戻られる際は、時間に余裕をもって行動いたしましょう。

 さて、この日は山形駅前のビジネスホテルで宿泊。この日の夜はグルメらしいものは何も食べていませんので、あしからず(笑)。
 そして、翌日。
 山形市内の「最上義光歴史館」や「山形県立博物館」、「山形城跡」などを見終えた後、普通電車に乗って山形から米沢へ。米沢へは電車で約45分程度で行くことが出来ます。
 米沢に着いたのが、ちょうどお昼過ぎでしたので、まずはお昼ご飯を食べに!
 この米沢では当初から狙っていた食べ物がありました。
 それは『米沢の中華そば』です!(←また麺類・笑)
 日本各地に中華そばやラーメンで町おこしをしているところは数多くありますが、米沢もその中の一つで、米沢には中華そば屋さんがたくさんあり、町の名物料理の一つともなっています。米沢駅前の観光案内所では、「うわさの食べ歩きガイド米沢:米沢麺業組合マップ」という麺類専用の観光案内図まであるくらいなのです。それくらい麺類が盛んな土地なんですね。
 私は米沢に着いた瞬間から、どの中華そば屋さんに食べに行こうかと迷っていたのですが、ここでまたまたある事件が!(←そんな大袈裟なものではありませんが・笑)このことも「走れ!吉之助」に書いていますので、ここでは省略いたします(^^)

 さて、紆余曲折の末、私がようやくお店を決めて目指したのは、市内の中心部から少し離れた場所にある『やまとや本店』というお店です。
 米沢駅前でレンタルサイクルを借りた私は、中野浩一ばりの健脚で自転車を漕ぎ(笑)、目的地の『やまとや本店』さんに到着しました。
 このお店は中華そば専門店というわけではなくて、メニューには色々な定食があるなど、いわゆる町の食堂といった雰囲気で、「中華そば」も出しているお店です。(米沢のほとんどのお店がこういう形態で中華そばを出しているみたいですね)
 店内に入った私は、早速、念願の『中華そば』を注文しました。
 そして、待つことおよそ5分。大きなどんぶり鉢にスープがなみなみと注がれている中華そばの登場です!
 まずは、スープを一口。スープは色々な旨味が含まれている和風のダシで、非常にあっさりとしていながらもコクがあって、ほんとうに美味しかったです。
 そして、次に麺をズルズルと一口。コシのある細いちぢれ麺の触感が何とも言えず、和風のスープにマッチしているではありませんか!
 最後に、チャーシュー。やわらかく煮られていて、美味しい〜!!
 ここの『中華そば』は、ほんとうに美味しかったです。また、我々男性陣には嬉しいのが、麺の量が普通のラーメンと違って大盛りなのです。なので、一杯の中華そばを食べれば、ほんとうにお腹一杯になりますよ(^0^)
 夏の暑い季節に、汗をかきながら熱い麺やスープをすするのは、何とも言えない美味しさがあります。
 米沢に行かれたら、『米沢の中華そば』、是非一度ご賞味して下さいね!(^^)


 さて、『中華そば』を食べ終えて、史跡巡りをした後、いよいよこの旅の最後のクライマックスを飾るべく、豪華な『米沢牛のすき焼き』を食べに行きました(^0^)
 すき焼きの美味しさは、今更説明をする必要がありませんよね(笑)。
 私が米沢で食べに行ったのは、『登起波(ときわ)』というお店です。お店の一階は普通のお肉屋さんになのですが、二階がすき焼きなどを出す店舗になっているお店です。
 いきなり感想から書きますが、ほんと美味しかったです!!!
 サシ(脂のこと)がきめ細やかに入った米沢牛のお肉を、鍋にしいて、ピンク色になった頃合で引き上げ、定番の溶きたまごにからめて食べる……。
 「ウマイ!!!」の一言です!
 また、この「登起波」のすき焼きで一つだけ変わっていたのが、具の野菜に「きくらげ」が入っていました。
 珍しいですよね?
 なので、店員のお姉さんに、
「米沢では、すき焼きに“きくらげ”を入れるんですか?」
 と尋ねたところ、お姉さん曰く、
「いえ……、ここのお店だけだと思います。私の家では入れないですし……」
 というお答え。
 ズルッと拍子抜けしちゃいました(笑)。
 でも、米沢牛のすき焼きは、ほんとうに最高のお味です!
 皆様も一度ご賞味あれ!



*****


(あとがき)
 2002年夏の東北旅行のグルメ話、いかがでしたか?
 もし、皆さんが東北旅行を考えられる際に、私のグルメ話が何かの参考になれば嬉しい限りです(^^)
 あっ、そうそう。ここに書いたグルメ話は、あくまでも私の主観と個人的な味覚に基づくものですので、「行ったけど、美味しくなかったぞ〜」なんていうクレームは一切受け付けませんのであしからず(笑)。
 でも、どれも自信を持ってオススメ出来るものばかりですよ(^^)

 旅の楽しさというのは、当然名所旧跡などの観光スポットをまわることもありますが、それに加えて、やはり土地の名物や有名な美味しい食べ物を食べ歩きするのも、旅の一つの醍醐味であり、楽しみの一つですよね。
 ここには紹介出来ませんでしたが、東北には他にもほんとうにたくさんの美味しい食べ物が一杯にあります。
 また、皆さんが東北旅行した際に味わわれた美味しい食べ物について、私にも教えて頂けると嬉しいです(^^)




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